【55】もうすぐ来る?ハイパーインフレに備えよう!

【お金の勉強 初級編】
円がゴミに?ハイパーインフレ対策3選
ベネズエラでハイパーインフレが
起きたが日本でも起きるかどうか
結論
日本ではハイパーインフレが起きる
可能性は非常に低い
もしハイパーインフレが起こった場合
対策をしていないと致命傷
ある程度の対策は必要!
インフレの不安をあおるビジネスに
要注意
インフレとは
ものやサービスの価値が上がって
お金の価値が下がること
1個80円で買えていたハンバーガーが
来年になると1個100円になること
ひと袋100グラム入っていた
ポテトチップスが
値段は変わらないが
ひと袋70グラムに減ること
これもインフレの一種で
ステルス値上げという
年間2%のインフレになると
100万円で買えていた車が
102万円になる
ちなみに
貯金100万円は減らない
しかし
インフレになると
100万円の貯金が実質2%減った
ことと同じになる
つまり
2%のインフレが起きること
イコール
貯金残高が2%減ってしまう
インフレが急激に進行するのが
ハイパーインフレ
毎月50%値上げのような
とても大変な時代となる
ハイパーインフレは
世界中で起きている
たとえばジンバブエ
2008年に
インフレ率が2億3000万%
リヤカーいっぱいの札束もっても
パン1個買えるかどうか
ほどにお金の価値が暴落
ドイツでも第一次世界大戦後
物価上昇率100兆%
ベネズエラでも現在起きている
お札が道端に落ちまくっている
年利169万%のインフレだ
たとえば
がんばって169万円貯めても
その翌年には1円の価値になってしまう
じつは同様のハイパーインフレが
過去に日本であった
1934~1945年の
大東亜戦争の終戦後ごろに
物価が180倍に
年の利率が40%強に
資産を現金でもっていた
富裕層はほとんどが資産を失った
今後日本でハイパーインフレが
起きるかどうか
日本インフレはひっそり進行中
教育費も右肩上がり
ちなみに
インフレの逆はデフレ
モノの価値が下がる
お金の価値が上がる
世界的にはデフレは珍しく少ない
ほとんどの国はゆるやかなインフレ
しかし
インフレ自体が悪いものではない
日本でハイパーインフレが
起きる可能性は低いが
ゼロではない
もしも
ハイパーインフレが起きたら
人生が変わるほどの致命傷
ただしその確率はかなり低い
ということは
これは保険で対応したい
つまり
低確率だけど
実際に発生すると大損害に
なるということは
保険で備えるのが
本来の保険の役割
保険とは
みんなでお金を出し合って
負担して助け合う
かたや
積立保険や
貯蓄保険、養老保険などあるが
これらは目的と逸れている
貯金は貯金
投資は投資
保険は保険
それぞれ分けて考えるもの
ハイパーインフレとは
保険で備えられたらよいもの
なぜなら
低確率で大損失だから
ただし世の中にインフレ保険はない
よって自力で対策が必要
対策は3つ
その①
超インフレに強い資産をもつ
不動産
ゴールドやプラチナなど現物資産
外貨や外国株式や債券など
その②
人的資本を維持し続ける
つまり働く
ハイパーインフレになった
他国をみると
給料をもらうよりも物々交換
その③
自給自足をする
米や家畜、野菜など
食べていくには困らない対策をする
インフレ不安をあおるビジネス
に気を付けよう
海外で起きたハイパーインフレが
日本でも起きると煽る輩がいる
たとえば
ハイパーインフレが起きたら困るから
ワンルームマンションを買いましょう
仮想通貨を買っておきましょう
手数料が高い
ゴールドやプラチナなど買いましょう
あらためて
ハイパーインフレが起きる
確率は非常に低い
つまり
通常の資産形成で対応できる
楽天VTIや米国S&P500
外貨建ての資産運用など
あるていど対策したら
あとは起きたら起きたで
しょうがない
確率が低いことに
時間や労力を使うのは非効率だ
ちなみに
日本と米国が同時に破綻したとしたら
おそらく世界中がめちゃくちゃになる
まとめ
公的年金は円建てだ
自宅があるひとも円の資産だ
給料は円でもらえる
つまり
全部の資産を円だけで
もつのはリスクになる
資産運用ぐらいは
外貨建てを取り入れるとよい
資産形成をすれば
インフレ対策にもなる
コツコツと資産形成することが
なによりのインフレ対策になる
ハイパーインフレのような
低い確率で起きることに
惑わされる必要はない!
おわり