【36】物価上がれど給料はむしろ下げ

物価は上がれど給料は横ばい
2022年2月19日付日経新聞
生活関連物価高の波
燃料高騰・円安で
しかし
給料は上がらない
エネルギー価格の高騰や円安
による値上げが
食料品・外食に広がる
生鮮食品を含む
消費者物価指数(CPI)の上昇率は
携帯電話料金の値下げ影響を除くと
2%にせまる
全体でみると
大したことないかもしれないが
個別でみるとやばい
ブリは前年同月比
28.5%上昇
マグロは16.6%上昇
タコは22.5%上昇
エネルギーは17.9%上昇
漁船の燃料代が高騰
魚類の価格が上昇
ハウス栽培の暖房費がかさみ
イチゴも24.0%上昇
物価上昇の3つの要因
エネルギー価格の上昇は
灯油33.4%
電気代15.9%
ブリ28.5%
イチゴ24%
家庭のガス代
電気代が高くなった
原材料価格の高騰・円安
マヨネーズ12.9%
調理カレー12.3%
マーガリン11.2%
輸入牛肉10%
牛丼9%
供給制約
プリンター16.9%
カメラ12.3%
電子レンジ7.2%
これらの値上がりは
個人のふところには痛い
賃金も上がるのかどうか
米国では
1月の雇用統計で
平均時給が全同月比5.7%増だが
日本は
12月の名目賃金は
ほぼ横ばいで低迷
物価上がるのに
給料横ばいならば
貧乏になっていく
ちなみに米国では
スーパーの総菜担当者ですら
年収1,000万円以上が当たり前
しかし
求人しても応募がない
物価上昇への対策とは
その①
投資をする
しかし
適当に米国のS&P500などの指数だけ
買って儲かる相場ではない
慎重に投資先を選択しないと
お金を失う難しい状況
株も微妙
国債も微妙
かといってゴールドでは
利回りがつかない
ゴールドは資産を保全するもの
インフレ恩恵を受ける
強い石油株や
コモディティ関連銘柄が
値上がりしすぎ
金融投資はとても難しい局面
その②
自分への投資
自分で稼ぐ力をもつ
インフレにはまず
ハードな資産をもつこと
ビットコインもそうだが
稼ぐ能力がハードな資産
いつでもどこからでも
お金をひっぱってこれる力
若い人はこれに尽きる
だれかに盗まれることもない
最強の投資先だ
伸びている業界に身を置きたい
DXバブルで争奪戦
「年収2,000万円」転職のりあう
日本での給料はあがらないが
局所的に見れば
IT/WEB業界では給料が上昇
IT人材はまだまだ需要が高い
おわり