【28】その② 初心者のための株式投資の基礎

初心者向け株式投資の始め方
これから株式投資を
始めたいけど
そもそも株って
なんだろう?
株ってどこで買ったらよいか
株主優待って聞くけど
株とはどんな仕組みに
なっているのか
疑問を持つ方が多い
ここでは株とは何か
株式投資の仕組みについて
理解でき
株式投資を始めると
どんなメリットが
あるかを解説する
株とはどんな仕組みか
株とは企業が資金を
集めるために発行する証券
資金を集めたい会社が
株を発行して
投資家に資金を募る
そして
その株式を買った投資家は
企業のオーナーのひとりになれる
会社が資金を集める方法は
株以外にも沢山ある
たとえば
銀行からお金を借りるような
融資もそのひとつ
これでも資金を集められるが
融資とは
利息の支払いがあったり
期限内に返済が
必要な条件があるが
株式発行による資金調達だと
利息の支払いや
返済期限がないなどの
メリットがある
そのため
多くの企業で
この株式発行による
資金調達が行われている
どこで株式を購入するのか?
証券会社を通じ証券会社に
手数料を支払って売買が可能
ただし
世の中にある全ての会社の株を
買えるわけではない
会社が証券取引所で株式を
売買可能な状態することを上場という
これがいわゆる上場企業
と呼ばれるもの
証券取引所には
東証一部、二部やマザーズなど
いろんな取引所がある
※2021年現在
そして
証券会社にも種類があり
営業担当がつく対面型証券会社
ネットで自分で売買するネット証券会社
対面型の証券会社は
野村証券や大和証券があり
これらはプロのアドバイスが
受けられる代わりに
その売買手数料が高め
いっぽう
ネット証券では
楽天証券やSBI証券があり
こちらは売買手数料が
安い代わりに
自身で情報収集をして
売買していく必要がある
どちらのスタイルも選べるが
いずれにしても
証券会社で取引口座を開設して
株式投資を始める
株式投資の具体的なメリットは
企業のオーナーのひとりになれる
メリットのほかに
3つのメリット解説する
ひとつめのメリットは
売買益が手に入る
つまり
購入した株式の値上がりによって
発生する利益
たとえば
株価が100円のときに200株購入して
300円に値上がりしたときに売却すれば
その差額である2万円が利益になる
とても簡単だ
株価の金額は
買いたい人と売りたい人の
バランスに応じて変動する
買いたい人が
売りたい人よりも多ければ
価格が上昇し
逆に売りたい人が
買いたい人よりも多ければ
価格が下落する
とてもシンプルで
会社の業績がよかったり
新商品の開発など
よいニュースが入れば
この会社の業績は
今後もよくなると期待され
株価は上昇する
逆に悪いニュースがでれば
株価は下落してしまう
これは基本中の基本
しっかりと覚える
ふたつめのメリットは
配当金がもらえる
会社が得た利益を
受け取ることができるのが
配当金
会社は売上をあげ
そこから経費や税金を引いて
残った利益の中から一部を
配当として株主へ還元する
注意点としては
そもそも株主へ還元するかどうか
配当金の取り扱いは会社が決めること
つまり
全ての会社に配当があるわけでない
配当は1株あたりの
金額で表記される
たとえば
株価500円
1株あたり配当金50円
だとしたら
これは配当利回りが10%である
他社と比較して
利益額が大きいほど
また配当性向が高いほど
さらに株価が低いほど
この配当利回りが高くなる
国内の高配当利回り銘柄とは
だいたい利回りが年3~7%だ
銀行の定期預金の利回りが
年0.01%であるので
比較すると株の配当金は
高利回りで魅力がある
ただし
高配当利回りには注意点がある
たとえば
会社の業績が悪いと配当金が減る
株価が下落すると
配当金以上に損してしまう
可能性もある
よって、
高配当な銘柄に投資しても
必ずしもよいわけではない
最後に
みっつめのメリットは
株主優待が手に入ること
とくにこれから株式投資を
始めたい人は気になるもの
株主優待とは
会社の製品やサービスを
株主を優待して受け取れる権利
たとえば
クオカードや買い物券、
その会社の製品だったり
お得な割引を受け取れる
これは基本的に
あるタイミングでその会社の
株をもっていれば
だれでも受け取れる権利
ただし
この権利は株を購入したら
すぐにもらえるものではない
配当金も株主優待も
もらえる権利が確定する日
つまり権利付き最終日が
決まっている
その日まで
株を保有していれば
おおよそ数か月顔に
配当金や株主優待を
受け取れる
権利付き最終日とは
だいたいが決算日を含む
3営業日前が多い
よって
その3営業日前までに
株を保有して
翌営業日に株を売却しても
配当金や株主優待を
受けることができる
ちなみに、
みんな考えることは同じで
この権利付き最終日の後は
株を売却する人が多いため
株価が落ちやすく
含み損を抱えることがあるので
注意が必要
最後に
これから株式投資を始めたい
初心者向けに
株式投資のリスクを解説する
株式の購入時よりも
株価が下落するリスクがある
また会社の経営破綻や倒産で
株価がゼロになることもある
この場合、
投資した金額は
戻らないこともある
ちなみに、
少しでも利益を出したくて
投資を始めたが
結果として損するのはとても残念
もちろん実際に
株式投資で損をしている人はいる
投資を始めるときは
必ずそのメリットやデメリット
そして投資するために
必要な最低限の知識を身につけて
始めることをおすすめする
まとめ
株の売買によって
売買益を得られる
株を保有することで
配当金を得られる
投資した会社
の株主優待を受けられる
おわり