【14】会社員なら必ずやるべき5つの節税術

会社員向け節税術
あなたが生涯払う税金
たとえば
年収400万円の人が
45年働いたとすると
社会保険料
所得税
住民税
の合計で
おおよそ3,700万円にもなる
とくに
サラリーマン
会社員
は税金の支払いを
気にもしない人が多い
確定申告すら
したことがない人も多い
つまり
ほとんどの場合
税金を払いすぎている
会社員がやるべき節税術
ふるさと納税
2019年はおおよそ400万人が
ふるさと納税をやった(総務省)
ただし
20才以上の労働者は
7,000万人ほどなので
たったの5%足らず
ふるさと納税とは
全国のさまざまな自治体に
寄付をすると
その返礼品として
特産品
名産品
お肉やくだもの
が贈られるもの
この制度のすごいのは
自腹となるのは
年間でたったの2,000円分だけ
つまり
購入金額から
2,000円分を差し引いた額を
翌年の税金から控除できる
たとえば
入場料2,000円のお店にて来て
数万円ほどする
特産品
名産品
お肉やくだものなど
を
まるで取り放題のシステム
やったことない人は
面倒だと感じるけれど
いちどやってみると
なぜ?
こんなお得なこと
やらなかったのか後悔すらする
たとえば
ふるさと納税で
毎年お米を買い続ければ
お店で買う必要はない
つまり
毎年2,000円で
お米を買えちゃう。
節税と節約、一石二鳥
つみたてNISA
じつは
世の中としては
つみたてNISA
やっている人は
まだまだ少数
2019年末時点では
189万人
つまり
2.7%たらず
つみたてNISAをやっても
毎年払う
所得税や住民税が
軽減されるわけではないが
通常の株式取引で
利益が出ると
所得税と住民税で
20%ほど課税されるが
つみたてNISAであれば
最大で20年間にわたり
その20%の税金が
非課税となる制度
日本で資産運用をするなら
このつみたてNISA
を使わない手はない
投資は全くギャンブルではない
リーマンショックやITバブル崩壊
の影響などを
受けたことがあるが
長い期間でみれば、回復している
1987年以降の
40年間のデータでは
全世界株式を10年間
運用すれば
元本割れで終わった確率は
たったの1.5%だった
20年で運用したケースでは
元本割れで終わった確率は
0%だった
これは40年間のうち
どの期間で20年を切り取っても
元本割れで終わった期間は
ひとつもなかったこと
リーマンショックやITバブルの
暴落を食らっても
20年運用すれば
プラスで終えることができた
もちろん
このデータは
将来のリターンを保証するものでない
前代未聞の大暴落が発生し
20 年運用したとしても
マイナスで終わることもあるが
長期間での運用は
期待値として
プラスに伸びる傾向は不変
もし
余剰資金を銀行口座へ
預けっぱなしでならば
ぜひ
つみたてNISAをやること
を検討したい
確定拠出型年金
ざっくりいうと
自分で用意する老後の年金
会社員は厚生年金保険料が
毎月給与から天引きされているが
これは国がやっている
公的な年金制度で
これとは別に
自分でも毎月給与から
お金を積み立てて
老後の年金として備えておくものが
確定拠出型年金
確定拠出型年金には
会社がサポートする会社型
と
個人が主体的にやる個人型
の2種類があるが
大きな違いはない
個人型のほうは
iDeCo(イデコ)と呼ばれる
国はできるだけ
ひとりひとりが資産運用を通じて
老後資金を確保できるよう
になってほしいと思っており
iDeCoは節税効果がとても高い
【確定拠出型年金の節税メリット】
- 掛金の分だけ所得控除を受けられる
- 運用益が非課税(退職金としての扱い)
- 受け取り時も、一部非課税
【税金の仕組み】
- 税金=所得x税率
- 所得=収入ー所得控除
【iDeCoの毎年の節税額】
年収:300万円
積立:毎月23,000円
→ 毎年約4万円の節税になる
※ 年収600万円なら、約7万円の節税
確定拠出型年金は
めちゃくちゃお得な制度
だが
60才までは
積み立てた年金を引き出すことは
できないので注意(途中解約ができない)
【こんな人には確定拠出型年金はおすすめしない】
- 毎月5万円を投資に回す資金てきな余裕がない人
- 十分な生活防衛資金がまだない人
医療費控除
年10万円以上の医療費
を支払った場合
オーバーした分に対し
所得控除を受けられる制度
知っておくとかなり助かるもの
最大で200万円まで
所得控除が受けられる
医療費控除に似た制度として
セルフメディケーション税制がある
これは病院での医療費ではなく
対象となっている
市販の医薬品を12,000円以上
購入すると
オーバーした分に対し
所得控除が受けられるもの
住宅ローン減税
- 年末時点の住宅ローン残高の1%を税金から控除できる(最大40万円)
- 所得控除ではなく税額控除を受けられる
- 他の節税よりも、圧倒的に節税効果が高い!
【所得控除と税額控除のちがい】
- 所得控除:所得を減らしてくれるもの → 所得=年収ー所得控除
- 税額控除:税金を減らしてくれるもの → 税金=所得x税率ー税額控除
【住宅は賃貸か購入か?】
投資として住宅を購入するのはアリ
人が集まっており
需要が高い物件や土地は
なかなか値段が下がらない
家の購入は
人生で最大の買い物になる
よって
不動産はしっかり勉強すべき
ここでしっかり利益が出せる投資ができれば
その後の人生が楽になる
持ち家は
毎年固定資産税がとられる
もし
なかなか売れない物件を
保有している場合
これが負債となるので要注意!
もちろん
持ち家には
家族のだんらんや安らぎといった
お金では測れない価値観がある
そういった考え方もアリだ
【参考記事】
おわり