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【51】まさかのお金の流れを知る!

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マネタリーベースとマネーストックをわかりやすく解説!
経済の仕組みとお金の流れを学ぼう!

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ニュースで

金融緩和が行われた

とか

 

銀行が国債を買い入れた

など

 

報じられたときに

わかったふり

をしてないか

 

じつは

マネタリーベースとマネーストック

の関係が分かると

 

そういったニュースでも

経済の仕組みとあわせて

分かるようになる

 

マネタリーベースとマネーストック

を理解するために

 

重要なのは

 

民間銀行(市中銀行)

政府

中央銀行

 

の関係を理解すること

 

民間銀行とは

 

あなたが普段お金

を出し入れしてる銀行

 

政府とは

 

内閣総理大臣をトップに

国の政治を行う機関

 

中央銀行とは

 

日本銀行(日銀)だ

 

アメリカであればFRB

ヨーロッパはECB

が同様に中央銀行となる

 

中央銀行は

「通貨の番人」ともいわれ

 

お金の価値を守り

物価をコントロール

する役割がある

 

ちなみに

 

われわれ個人が

日銀に口座を開き

お金を預けられない

 

その代わりに

民間銀行などの金融機関

が日銀に口座をもつ

 

この口座を

「日銀当座預金」と呼ぶ

 

そして

 

その日銀当座預金には

準備預金制度という

決まりのため

 

民間銀行はある一定額を

日銀当座預金に預けるルールだ

 

じつは

その一定額より多く預けた分

に対して金利がつく仕組み

 

つまり

 

民間銀行は日銀に

お金を預けると金利がつき

その分のお金をもらえる

 

そこで

「マイナス金利」とは

民間銀行が日銀当座預金

に預けている準備預金の一部だけ

にかかるもの

 

通常のプラス金利ならば

民間銀行は預金分に対し

日銀から金利をもらっていたが

 

マイナス金利となると

 

逆に

民間銀行は日銀へ金利を

支払わねばならない

 

ちなみにこれは

 

民間銀行が日銀に多くの預金

をするよりも

他でお金を使うことを

うながすもの

 

よって

マイナス金利とは

 

われわれが民間銀行に預金したお金

に対するものではない

 

 

さて、ここから

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政府はお金を調達するため

「国債」を発行する

 

そして

その国債を民間銀行が買う

 

国債は株よりも価格が安定

利回りも担保されている

 

つまり

 

民間銀行にとって

とてもよい投資先となる

 

だから民間銀行は

国債を購入する

 

その国債を日銀が買いとると

 

その買取金は民間銀行の

日銀当座預金に入る

 

ここまででやりとりされた

お金の流れを

 

「マネタリーベース」

厳密にはこれに加え

 

流通している紙幣と硬貨

を合わせた分をいう

 

マネタリーベースは

お金の流れの基礎となる部分

 

つまり

マネタリーベースが

あふれるほど増えるなら

 

民間銀行にとって

お金を貸し出しやすくなる

 

それにより

一般企業にもお金が流れ

われわれにもお金が流れる

 

この市場に流れでたお金を

「マネーストック」

マネーストックには

M1

M2

M3

広義流動性

 

と呼ばれる

 

通貨発行主体(金融機関)と

金融商品をカテゴリー化した

4つの通貨指標の定義だ

 

ここで

マネタリーベースとマネーストックと

 

名目GDPとを比較した

数字を確認する

 

「マネーと名目GDPの推移」

1970から1990年ごろまで

マネーストックと名目GDP

はほぼ連動していた

 

つまり

 

企業や個人にお金が流れることで

 

経済活動が活発になり

名目GDPが成長していた

 

しかし

 

1990年以降となると

 

マネーストックが大幅に上昇するも

名目GDPの増加はわずか

 

これは

マネーストックとして流れた

大半のお金が経済を

活発化させていない

 

つまり

 

マネーストックの大半が

主に貯蓄など

単なる価値の保存にしか

なっていない

 

その原因は

バルブ崩壊の1992年以降

の経済の不透明さにある

 

そして

 

2010年過ぎてから

マネタリーベースが

急激に増えている

 

この要因は

アベノミクスでの

金融緩和により

 

日銀が大量の国債や

株などを購入したから

 

ちなみに

 

同じ期間で気になるのは

 

マネタリーベースの急上昇が

名目GDPにかぎらずマネーストックに

ほぼ影響を与えていないこと

 

アベノミクスの結果として

経済自体が大きく活発化せず

 

価値を保存するための

株や不動産など金融商品に

多くのお金が流れたようだ

 

つまり

 

景気がよくなった実感もなく

日経平均は高値を更新していた

 

直近では

 

コロナショック後の相場でも

同様なことがあった

 

過去最大の金融緩和政策を実施

マネタリーベースが更に急増した

 

これまでと同様に

 

GDPやマネーストックには

ほとんど影響していない

 

なので

 

株価は一気にV字回復を遂げたが

中小企業の経営や

個人の家計は苦しいままだ

「信用創造」を考える

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たとえば

銀行に100万円あるとする

 

ある企業がその100万円を

貸してほしいと行っても

 

銀行はその100万円を

そのまま貸し出さない

 

つまり

 

貸し出しの相手企業の口座に

”100万円を振り込んだ”

という数字を入力するだけ

 

それにより

 

銀行にある100万円のほかに

企業の口座にも100万円

が生まれたことになる

 

つまり融資をすることにより

世の中にあるお金が増えた

 

逆に言えば

 

こうしてお金を借りたい需要と

銀行の信用創造がなければ

 

マネーストックが増え

経済は成長することができない

 

もちろん

好き勝手にお金は貸せない

 

お金を貸しても問題ない

相手なのかを必ず厳密に審査する

 

今の日本はマイナス金利に加え

コロナ関連による金融緩和があり

 

お金をどんどん貸し出せる体制

が整ってきている

 

しかし

 

GDPやマネーストックが伸びない

 

なぜなら

 

お金を貸してほしいという需要

がとても少ないから

 

その要因は

 

「今お金を借りても返済できなくなるかも」

 

と先行きに不透明感があるため

 

これは個人でも同じ

 

給料が下がりそう

リストラの可能性がある

 

そんなときに

 

ローンを組んで

新しく家を買ったり

車を買い替えよう

 

とは思わない

 

逆に

 

お金を借りても返せそう

と実感できる経済成長や

 

もし不動産を買っても

数年後には価格が上昇しそう

との将来への期待感が重要となる

 

だから

 

民間銀行(市中銀行)

政府

日銀

 

におけるお金の流れ

 

つまり

マネタリーベースは

 

われわれの生活や未来に直結する

とても重要な

 

お金の流れ

 

であることが分かる

まとめ

マネタリーベースとマネーストック

を理解できれば

 

経済について自分の意見をもてる!

 

つまり

 

今の政府日銀は

 

金融緩和により国債を大量

に購入していたり

株を大量に買い支えるだけで

 

雇用を創出したりなど

財政政策を実行できないのか

 

また

 

アベノミクスでいちばん

得をしたのは誰だったのか

 

などの意見を

考えられるようになる

 

おわり

 

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