【85】健康診断『信者』は、自動的に病院搬送?!

健康診断信者は、いつも病院送り!
「あなたはなぜ健康診断を受けるか?」
日本人はそんなにも不健康なのか
そもそも人間ドックは完璧ではない
予防医師としての答えは「No」だ
治療ではなく予防に向かっている
日本は添加物大国と言われるほど
今は間違いなく
治療ではなく
予防の時代に入っている
たとえば
人間ドックで予防医療
するにはデータが少なすぎ
以下の項目は
人間ドックでは分からない
- 栄養バランス
- ホルモンバランス
- 消化酵素
- 腸内環境
- 自律神経バランス
なぜなら
人間ドックは病気を早期発見する
ためのツールだから
あくまでも
早期発見
早期治療
を目的にしてるため
予防的観点はない
たとえば
肝臓の数値ひとつ
分かっても
人間ドックでは
肝臓がどれだけ
ダメージを受けている
か分からない
もちろん
ダメージを受けている事実
を知ることは大事
だが
それよりも
健康体になるために
自分のどんな生活習慣が
肝臓にダメージを
与えているか
その生活習慣が分からないと
予防のしようがない
もし
人間ドックで
「鉄分不足」が10人いれば
カラダに出る症状は
10人それぞれだ
ある人は頭痛
ある人は胸の痛み
ある人は足の痛み
ある人は不安やイライラ
だったり
そこで患者は
不調が出ている専門科を
受診する
頭痛ならば脳外科
胸の痛みは循環器科
足の痛みは整形外科
不安やイライラは精神科
など
しかし
残念ながら
それらの専門科を受診しても
本当の原因は分からない
これは
医者が悪いわけではない
ご存知のとおり
医者は人のカラダに触れるまで
さんざん勉強する
病気の発見や治療をする
プロフェッショナルだ
しかし
医者は
どうすれば
病気にならないか
どうすれば
高いパフォーマンスを維持
できるか
など
生活の質を向上させる術について
一切勉強していない
はっきり言って素人だ
じつは
一般の人で
勉強している人のほうが
よっぽど詳しい
私はもともと
腎臓の専門医として
働いていたのでよくわかる
つまり
医者とはあくまでも
発見
治療
のスペシャリストだ
大学の医学部に入ると
西洋医学を中心したこと
しか学ばない
西洋医学とは
すでに病気を発症してる人を
治療するための学問
つまり
病気が存在しないと
成り立たない
また
薬も
西洋医学をベース
に開発されている
よって
当然ながら
病気の人にしか使わない
じつは
薬のことなどについて
時間的にも
内容的にも
ここでは詳しく話せない
ひとつだけ
はっきり言えるのは
人間のカラダはよくできている
人間の自然治癒力はスゴイ
しかし
現代人は
知らず知らずのうちに
その自然治癒力を
自ら下げている
たとえば
食事をみてみると
「何を食べれば健康になるか」
「何を飲めば美容によいか」
などに興味があり
それを目的として熱心に
モノを買ったり
モノを売ったり
する人たちもいるが
残念ながら
全員のカラダに良い食事
などは存在しない
たとえば
一昔前までには
牛乳はカラダに良いと
されてきたが
最近では
日本人のカラダに
牛乳は合わない、が通説だ
しかし
日本人でも
牛乳がカラダに合う人もおり
食品により
合う人
合わない人
が存在する
つまり
昔にはなかった食品や
成分などが増えている中
「自分が何を食べればよいか」
ではなく
「自分は何を食べないか」
これを意識すること
がはるかに重要だ
ここで
知りたい事は以下のとおり
- 相性のよい食品
- 摂取をさけたい食品
- 今の健康のための習慣は意味があるか
これらは
多くの病院では分からない
その理由は前述のとおり
つまり
健康診断
人間ドック
は
いわゆる「ザル」だ
健康診断は目が粗いザル
人間ドックは
健康診断より目が細かいザル
たとえば
ザルの中に残ったものが
病気だとすれば
がんや糖尿病
などは
ザルですくえるかもしれない
しかし
- ビタミン・ミネラルバランス
- ホルモンバランス
- エネルギー産性栄養素
- 腸内細菌バランス
など
ザルではすくえない
つまり
このザルではすくえないもの
こそが
本当に健康や美容に大事だ
これをみつけるには
「ろ紙」を使うしかない
自分のカラダを
あらゆる角度から見つめる
ための「ろ紙」が
予防医療だと考える
予防医療には
入院も手術も不要
自分のカラダをよく理解し
カラダにとって本当によいもの
を選ぶだけ
まとめ
いろいろと怖いことを言い
不安になった人
がいるかもしれない
しかし
安心してほしい
まず
流行や噂に流されず
自分のカラダを理解すれば
トシをとっても
高いパフォーマンスを発揮
病気になりにくいカラダを作れ
いつまでも若々しく輝ける
自分のカラダを知るために
日々行動したい