【60】ライフプラン作成サービスはナンセンス!

FPだがライフプラン作成サービスはしない
FPだけどライフプラン作成サービスをしない理由
キャッシュフロー表はFPが作らず
その作り方をFPが教える
ほうが社会的意義がある
3つのポイント
その①
立派なライフプランシートを
FPに作ってもらうより
ショボくても自分で作るほうが
意義がある
その②
変化の激しい現代において
数十年後の収支をみることは
意味を失いつつある
その③
FPはライフプランを作ってあげる
より作り方を教えるほうが
世間の役に立つのでは
この解説は
FPであってもなくても
役に立つ
ライフプランはFPとして
とても大切にしている言葉
独立系のFPはだいたい
1万円くらいで
ライフプランを作成している
FPの受験勉強をすると
ライフプランの重要性が
めちゃめちゃねじ込まれる
FPになると
絶対にライフプラン作成
サービスをやりたい
ライフプランを世の中に広げるため
に自分はFPになった感覚
まるでFP協会は
ライフプランにとりつかれた
ぐらいに思う
いままでの経験をもって
ライフプランは
FPが作ってあげるものではない
と考えるようになった
シミュレーションができる
ライフプランソフトがあって
これはとれも素晴らしいもの
しかし
FPにライフプランシートを
作ってもらい
立派な入れ物にはいって
何十枚ものシートを
納めてもらっても
結局
本棚で眠っていたり
引っ越しのときに
ひさしぶりにみつけるようになる
のがオチ
しかも
世の中の変化が激しすぎる
なので
FPではなく素人であっても
自分なりに
エクセルシートに打ち込んで
ライフプランを作って
そのときそのときに
シミュレーションしながら
アップデートしていく
そのほうが
キャッシュフロー表として
意義がある
ライフプランは基本
作った時点からの未来予測だ
だから
毎年1回は見直して
アップデートできるものがよい
もし
FPにライフプランシートを
作ってもらった場合
たとえば
その1年後にあらためて
そのFPにライフプランシートを
作り直してもらうような
こんな付き合い方であれば
とても有意義にFPを活用できる
しかし
FPという職業が
そういった立ち位置ではない
ちなみに
FPは何か無料相談できるイメージ
が定着しているもの
毎年1万円払ってFPに
ライフプランシートを
作ってもらうのは
所得が高い人向けのサービス
だと考える
だから
FPビジネスはそもそも
所得が高い人向けにサービスを
提供するものだと考える
もしかしたら日本にFPを
もってきたときのマーケティングが
うまくいかなかったかもしれない
そして
いまとなってはFPの立ち位置が
あまり高くなっていない
ライフプランをお客さんに
作ってもらい使ってもらう
その作り方をFPが教える
これはとてもいいことだ
なぜなら
キャッシュフロー表を作るには
多くのの知識が必要で
社会保険のしくみや
自分の年金のこと
家を買うための頭金
教育費はどのくらいが平均か
などなど
キャッシュフロー表を
ひとつ作るために
学ぶ
そういった知識は
人生にめちゃくちゃ役立つ
付加的に得られる知識も
とても多い
ちなみに
FPの資格はビジネスにはあまり役立たない
会社員の人が
FPをとったら何か変わるか
ということもなく
それがもし金融機関勤めなら
少しは役立つかもしれない
その中で
金融リテラシーやマネーリテラシー
を身につけるために
FP2級ぐらいを取得すること
をおススメする
ちなみに
キャッシュフロー表は
検索すれば
いくらでもテンプレートや
ひな形を拾うことができる
キャッシュフロー表を
自分で作れば
金融リテラシーやマネーリテラシーが
だいぶつくし
とくに保険に入るときに
作ってみるとよい
おわり